腸内環境が良いとはどういうこと?
大腸には1000兆個の細菌が棲んでいるといわれています。
兆といわれてもイメージがしにくいですよね。
よく耳にする善玉菌、悪玉菌。これは1000兆個棲む最近の分類となります。
その名の通り、善玉菌は良い働きをする最近、悪玉菌は悪い働きをし、様々な病気に直結するため、
大腸がん、大腸ポリープ、潰瘍性大腸炎、過敏性腸症候群を引き起こす原因になりえます。
腸内細菌の研究が進められたのは21世紀に入ってからと言われています。
研究が進むにつれ、腸内細菌のバランスを整えれば、健康長寿につながることが分かってきました。
大腸は「第二の脳」と言われ、腸内環境次第で健康長寿をかなえることが出来る大切にすべき臓器なのです。
名も知らなかった腹痛との闘い
私は大腸がんにはなっていないにせよ、学生時代から過敏性腸症候群に悩まされてきました。
それに気が付いたのが浪人生時代でした。
極度の緊張とストレスから全ての学校でお腹を下して、冷や汗と腹痛に耐えながら受験に臨みました。
当時は過敏性腸症候群という名前まで知りませんでしたが、どうも毎回腹痛が起こることが分かってきたので、
浪人時には先に正露丸を飲んで試験に臨んでいました。
腹痛の対症療法として
これは社会人になっても続き、自分が準備したイベント前日には必ず一人だけお腹を壊す、という事態に。
緊張とストレスに弱いことが分かりましたので、そこからは正露丸糖衣を持ち歩くことで、安心を手に入れることが出来、
以前より腹痛に悩まされなくなりました。
物質的な安心は手に入れましたが、根本的な解決には至っていないため、まずは腸内環境を知ることから始めようと決意しました。
腸内フローラバランスを知ろう!
善玉菌、悪玉菌、日和見菌
善玉菌だけしか棲んでいない腸内というのはありえず、善悪のバランスが重要。
善悪だけでなく、このどちらでもない、というかどちらかに転ぶ中間細菌を日和見菌と言い、
優勢な方に引き寄せられるということです。
善玉菌、日和見菌、悪玉菌のもっともバランスの取れた比率は2:7:1
このバランスは加齢、便秘、生活習慣の乱れなどで崩れてしまいます。
善玉菌が優位ならば・・・
身近な感染症から缶などの大病まであらゆる病気医にかかりにくくなります。
腸内から続く顔(肌)はそのバロメーターを見る手段といえばわかりりゃすいかもしれません。
つまり肌つやが良く、若々しく、疲れにくい状態を表します。
疲れにくく、人生100年時代を最後まで楽しむことができます。
悪玉菌が優位になると・・・
腸内で最近による腐敗が起こり、有害物質が発生します。
これが全身をめぐり、肌や内臓、脳にも悪影響が及んでしまいます。
結果、老化が進み、アレルギーも起こしやすくなり、様々な病気を起こしやすくなるなど不調につながってしまいます。
腸内環境は自分で整えられる。免疫力アップを!
腸内環境が乱れると、免疫力がダウンしてしまいます。
腸は免疫システムとしても重要な役割を担っています。
免疫とは細菌、ウイルスなどの病原体やがん細胞など、さまざまな異常から身体を守る防御システムのこと!
体全体の免疫細胞のうち、60%が腸に集まっているとのこと。
腸内環境の良しあしを決めているのが善玉菌、悪玉菌、日和見菌といった腸内細菌のバランスです。
腸内環境が悪化すると、免疫細胞が力を発揮できず、感染症やアレルギー、がんなどの病気にかかりやすくなるほか、
肥満や糖尿病などの慢性疾患を招くことも分かっています。
腸内環境が健康寿命を決めるということになります。
ここまで理解できたら、自分の腸内がどういう状態なのか、
善玉菌優位なのか、腸内年齢は若いのか、老いているのか、気になりますよね。
採便で簡単に腸内の状態を調べることができます。
腸内フローラを調べよう!検査キット「腸内博士」
まずは腸内環境を調べてみましょう。
因みに私の結果は以下の通りでした。
はい、昭和51年生まれですから、年相応という結果でした。
年相応ってことは、腸もそれなりに年齢を重ねているということ。
過敏性腸症候群に加え、脂っこいものが大好きだったのですが、ラーメン、焼肉を食べたら
お腹に直滑降な症状が出ることが多いです。
とにかく、お腹が弱い印象。
今はこのままでいいかもしれませんが、今後の扱い次第では腸内環境が悪くなり、免疫の低下、
腸内年齢が益々あがり、病気につながる可能性がぬぐえません。
善玉菌を増やせば医者いらず
今まで食べたいものを食べて生きてきました。
今日だけヨーグルトを食べたところで良くなるはずもないです。
長い目で、腸内環境を意識した食事を取り入れていきたいと思います。
自分にぴったりの腸活がわかる!→腸内フローラ検査キット【腸内博士】